バザーってなに?フリーマーケットと一緒じゃないの?

「フリーマーケット」とか「バザー」といったような言葉は違うけれど同じような意味を持つものについて、詳しく知らないとどこが違うのかよくわからないことは多いですよね。違う意味に捉えないようにフリーマーケットとバザーの違いを区別しておきましょう。

フリーマーケットは自分の持ち物で不要になったものを売ることができます。不用品の処分に困ることも多いと思うので、物に溢れて困ったといった人に役立ちます。

しかもフリーマーケットで売った分はすべて自分の取り分となるため、そのまま臨時収入とすることができます。不用品で臨時収入ができるので、不用品を有効活用したいならばフリーマーケットを利用してみてください。

もう一つのバザーですが、こちらも物を売るという点はフリーマーケットと違いはありません。ですが、バザーは自分の不要になったものではなく、無償提供してくれた品物を売買するといったものです。

これだけ聞くとよくわからないかもしれませんが、例えば幼稚園とか自治会などがありますよね。そういった団体がバザーを開いて、主催者側に善意で物を寄付します。

そして寄付された品物を売買して、売り上げた分はバザーを開いた団体の運営資金として有効活用されます。バザーは主催者側では無ければボランティアと言えばわかりやすいのではないでしょうか。

自分で不用品をフリーマーケットで売買するのが面倒とか、そんな時間はないという人は、バザーに不用品を寄付して少しでも主催者側に貢献するのもよいでしょう。

バザーに品物を寄付する場合ですが、改めて新しいものを購入する必要はなく自分の不用品で問題はありません。しかし何でもいいというわけではなく、寄付するものは考えなくてはいけません。

例えば誰にとっても役に立たないものを寄付したとしても、結局は売れ残ってしまう可能性が高いので売り上げにはつながりません。それでは意味がないので、不用品の寄付でもちゃんとした使い道があって売れる見込みがあるものを寄付するようにしましょう。

とはいえバザーなので、よほど使い道がないもの以外ならば、使う予定がない人でも買ってくれる可能性はフリーマーケットよりも高いといえます。バザーに品物を提供するといっても不用品はあるけどどんなものを提供すればいいのか分からないという方も多いです。

実際、自分にとっては使い道があるけど人によっては使い道がないということもあるので、提供する品物を選ぶのはなかなか難しいですよね。具体的に品物をあげることは難しいですが、例えば貰い物で一度も使ったことがないバッグだとかタオルとか、そういったものでも売れるようです。

中には自分で手作りしたものを寄付している人も多いと言われています。また、バザーの為にわざわざ安い品物を買ってくるという場合もあるようです。初めてバザーに参加する場合は、寄付するもので迷うと思うので経験者の人に相談して品物を選ぶとよいでしょう。

バザーはよく幼稚園とか学校などで開催されることが多いようなので、今参加する予定がなくても、いずれ近くで参加する機会が来ることもあるでしょう。その時は自分の収入にならなくても、不要になった品物を寄付して貢献に役立てましょう。